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傷ついた純情/ダイアナ・パーマー
JUGEMテーマ:読書


★★★★(4/5)

あらすじ

「男を信じるなんてばかなことは、もう二度としない」

唯一の身寄りである祖母が心臓発作を起こし、グレイスは隣人のガロン・グリヤに助けを求めた。ガロンはベテランのFBI捜査官で、つい最近この小さな町ジェイコブズビルに引っ越してきたばかりだ。無口で大柄な男性を前にして、グレイスは今までに経験したことのない気持ちを抱き始める。(裏表紙より)

かわいい前置きかわいい

このダイアナ・パーマーも大人気のロマンス小説家です。
ダイアナ・バルマー、ダイアナ・ブレインという名でも何作か出してます。
特徴は純情なヒロインと鬼畜野郎(笑)のヒーローという組み合わせで、ヒーローのあまりの鬼畜ぶりに、心底腹が立つこともしばしばひやひや 
しかも、勝手な思い込みでヒロインに辛くあたって、後で自分の勘ちがいだったことに気づくという迂闊さですたらーっ 
でも、そんなどうしようもないヒーローでも、「惚れた弱み」で、ヒロインは彼を許してしまう。 私だったら、許さん(笑)と、思いつつも、勘違いに気づいた後、一生懸命ヒロインの機嫌をとろうとするヒーローの姿に、ついにやけてしまいます猫2 そんなふうに誤解がとけるまでは、ヒロインが辛い思いをしちゃいますが、誤解が解けた後はかなり甘い恋人に豹変するので、苦労のしがいはあるのかもしれませんたらーっ

作品のほとんどは、ジェイコブズビルという架空の町が舞台になっており、登場人物は誰かかれか繋がりがあります。ひとつひとつの作品は独立していますが、そういった繋がりを辿って読んでいくのも楽しいですよウィンク


〜感想〜

ヒロインのグレイスには謎がつきまとっています。
ジェイコブズビルの住人は彼女の秘密を知っていて、グレイスに対しては優しく思いやり深く接して暖かく見守っているのだけど、ヒーローのガロンは新参者でグレイスの事情を知らず、自分が知っている女性を基準にしてグレイスを判断してしまう。
女性に対しては冷めた見方をするガロンはグレイスが男性に対して脅える様子も不自然にしか見えず、他人に頼りにされるのもまっぴら、だと思っていることから、グレイスに対しては冷たくそっけなく振舞うのだけど……。

ある日、グレイスの祖母が心臓の発作を起こしたことで二人の関係に変化が訪れます。係わり合いになりたくない、と牽制するガロンだったのだけどふと、自分の妻と息子を亡くした時のことを思い浮かべ、グレイスに力をかそうと思いなおします。
そうして、思いがけずグレイスと一緒に過ごすことになったガロンは、グレイスの純粋さと優しさに触れ急激に彼女に惹かれていくようになる。

一方、グレイスもまた最初こそ感じが悪かったガロンだったのだけど、実は思いやりのある優しい男性だということに気づき、同じようにガロンに惹かれていく。グレイスが男性を恐れるのには理由があるのだけど、ガロンに対しては自然に振舞えるほど心を開いていきます。

そんな二人の様子を見たジェイコブズビルの住民は、グレイスの事情を知っていることからことさらに喜び二人に注目するように。ところが、ガロンはそのおせっかいな態度が気に入らず、グレイスに惹かれながらも彼女を拒絶してしまう。
グレイスが、ガロンに心を開き彼を愛したことがどれほどの奇跡だったのかを、知らないまま……。

ガロンの人でなしーっちっ
と、かなり腹立たしい思いをさせられます。
ガロン自身にも心の傷があって、人を愛することに臆病になっているのはわかるのですが、それにしても、そこまで言うか!? っていうくらい、キツイ言葉をグレイスに投げつけます。
もう、本当にしばらくはガロンにはムカムカしっぱなしでした〜。

グレイスも一度はガロンを愛したのだけれど、彼のあまりの恐ろしい態度にすっかり臆病になってしまいます。そんな二人を見ていたジェイコブズビルの住人たちの怒りの烈しいこと!
一旦は町の住人たちに受け入れられたガロンは、一転、総スカンを食らわせられます。
思わず「ざまーみろ」と言いたくなってしまった心の狭いわたし(笑)

そんな住人たちの態度に後悔しながらも、自分の非を認めないガロン。ところが、自分が受け持っている少女連続殺人事件の手がかりを追っていくうちに、衝撃の事実を知る事になります。それは、グレイスの過去に関わるもので……。

グレイスの謎の一つを知ったガロンは心を入れ替えて、彼女の信頼を取り戻そうと行動を起こします。でも、一度ひどく傷つけられた相手にすぐ気を許すことができるはずもなく、少しずつ、もとの関係を取り戻していくものの、最初の頃のような無条件の信頼の眼差しと愛情をグレイスから寄せられることはなく、ガロンは惨めな思いを味わいます。
このへんになると、ちょっと可哀相と思わないでもなくなってきます(笑)

グレイスのほうはといえば、ガロンを愛しながらも彼の心の傷を知っていることで、素直に愛情を示すことができなくなっています。さらには、ガロンに内緒にしている自分の秘密のこともあって……。

と、こんなふうに一筋なわではいかない二人の恋ですが、誤解しあってすれ違う二人の姿にじれったい思いをさせられながらも、最後の数ページでそんな思いもどっかへ飛んでいきました(笑)
勇気があって優しくて思いやりがあって愛情深いグレイス。
彼女が幸せになれてとても嬉しかったですラッキー

ちなみにヒーローのガロンにはキャッシュ・グリヤという弟がいます。
彼の恋の詳しい話は 
『若すぎた妻』-PS37 → 『愛に裏切られても』-PS42 
を読むとわかりますよ〜ラッキー 
ガロンと同じく……、ひょっとしたらガロン以上の頑固者(笑)ですけど、魅力的なヒーローです猫2

| ハーレクインロマンス | 14:47 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
夏草のメルヘン/ヴィクトリア・ウルフ
ヴィクトリア・ウルフ,藤波 耕代
ハーレクイン・エンタープライズ日本支社
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(1984-01)
JUGEMテーマ:読書


★★★★★(5/5)

あらすじ

夏の日が、丈高い草の葉陰からきらきらとこぼれて、マーシーの輝くようなマーマレード色の巻き毛に、舞い降りていた。ここはロンドンの港湾地区の一角、高層フラット群がそびえる中、ぽつんと取り残されたような古い家の、夏草が生い茂る庭先。マーシー・カンピオンは、伯母から相続したこの土地を守っていた。ある企業が買収計画を進めており、残るはマーシーのところだけとなった。新聞が騒ぎ立て、慌てたその企業の代表者が、説得に来るという。でも、マーシーの心は変わらない ― ここに必要なのは、太陽と緑と、下町の子供たちが思い切り遊べる場所なのだから。決して売り渡したりはしない。そんな意気込みでマーシーはその代表者を待っていたのだが……。(紹介文より)

かわいい前置きかわいい

作者のヴィクトリア・ウルフは、実は シャーロット・ラム の別名義でもあります。一般的に使われているのはシャーロット・ラムがほとんでですが、他に ローラ・ハーディ名義でハーレクインシルエットロマンス作品もあります。多数の作品がありますが、個人的にはハーレクインイマージュから出ている初期の頃の作品が好きですわーい 純真なヒロインが傲慢で自惚れやのヒーローを手懐ける(笑)という、パターンなので、読んでいて楽しんですよね〜猫2 この『夏草のメルヘン』 は、そのパターンの王道といっていいほどの作品だと思いますてれちゃう


〜感想〜

ヒロインのマーシーは若干18歳の、まだあどけない少女。
そしてヒーローのランダルは、買収を企んでいる企業の代表者。

一筋縄ではいかない、強かな企業家のはずが、初めて彼女に会った時にひと目惚れ。「こんなはずじゃない」 と思いながらも、マーシーの無邪気な魅力にすっかりノックアウト(笑)され、買収の話もすっかりどうでもよくなってしまう。

一方、マーシーはと言えばランダルが代表者だとは知らないまま、普段どおりに振る舞い、ランダルの正体を知ったときも物怖じせずに彼をからかいます。マーシーにしてみれば、ランダルはずっと年上で恋愛対象として思えるはずもないのだけど、ランダルの圧倒的な魅力に気づかないほど鈍くはなかったことから、二人は微妙な関係に。

すっかりマーシーの虜になってしまったランダルは、彼女を怖がらせないように自分を抑えながらも、巧妙に迫っていきます。このへんがプレイボーイって感じですね(笑)もっとも、マーシーにしてみれば、その世慣れた感じが警戒心を呼び起こすもとなのだけどたらーっ

無邪気なマーシーに流石のプレイボーイも手を出すに出せず(笑)、かといって彼女に会わずにもいられなくて、ランダルは気の狂うような思いをさせられます。マーシーに振り回されるランダルの姿が可笑しいですイヒヒ 
とはいえ、マーシーがあんまり無邪気で可愛いので、ちょっとランダルが気の毒に思える場面もたらーっ

爽やかでほのぼのした気持ちになれるロマンスですニコニコ

| ハーレクインロマンス | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
あなたとパリへ/ルース・ランガン
ルース ランガン
ハーレクイン・エンタープライズ日本支社
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(1988-05)
★★★(3/5)

あらすじ

アイルランド人のケイトは父親が脳卒中で入院した為、週末ごとに病院へ通っていた。
忙しい仕事の合間をぬって通うのは父親を愛していて、母親が亡くなってからは特別な絆で結ばれているからだ。父親を見舞った帰り道にふと立ち寄ったバーである男から酒をおごられる。 が、下心丸見えの男の手管にひっかかるものかとばかりにケイトはきっぱり断る。そして、帰り間際にその男の顔を見ると彼はとてもハンサムな男だった。
ちょっと、残念な気もしたケイトだったが、彼のことはそのまま忘れていた。だが、その男とは思いがけない場所で会うことになる。彼はケイトの勤めている会社に新任してくる副社長、アンドリュー・カールソンだったのだ。しかもケイトの直属の上司として。
仕事には厳しい彼だったが、プライベートでは何かとケイトにちょっかいを出してくる。最初は反発していたケイトだったが、彼の男らしさに段々と惹かれていって……。
ケイトの激しい気性とアンドリューの冷ややかな傲慢さが二人の間に火花をまき散らす。



〜感想〜

ロマンスの定石どおりという感じです。

ヒーローの傲慢さに最初は反発しながらも、次第にその男らしさに惹かれてひくようになる。まさにお約束のパターンたらーっ 
このルース・ランガンという作家はヒストリカル・ロマンスのほうで”ジュエルシリーズ”という作品もだしているのだけれど、そのシリーズに比べると、なんとも平凡な本作という印象を抱いてしまいます。

とはいえ、勝気なヒロインは可愛いし、傲慢なヒーローもやっぱりカッコイイし(当たり前だけど 笑)、ちょっと幸せ気分になりたいときには読みやすい作品だと思いますラッキー
| ハーレクインロマンス | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark


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