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旅路/キャサリン・コールター
キャサリン・コールター
二見書房
¥ 940
(2008-04-18)
Amazonランキング: 124581位

JUGEMテーマ:読書

★★★☆(3.5/5)

あらすじ

サリーは父親殺しの疑惑から逃れるために伯母を頼って、またFBIのクインランは私立探偵と偽ってサリーを確保するために、コーブにやってきた。
この小さな田舎町は美しく整然としていて、老人だけの町だった。
二人が到着してまもなく、2件の殺人事件が起きる。
FBIの同僚サビッチらの協力を得て捜査を進めるうちに、サリーとクインランは愛しあうようになる。
しかし、さらに大きな事件が彼らの前途に……(紹介文より)


前置き


『死角』 に続くFBIシリーズ第五作目です。 
でも、シリーズの順番としては本当ならこの作品が第一弾になるんですけどね
時間的にもサビッチとシャーロックが出会う 『迷路』 の前になっていて、サビッチの同僚のクインランが今回のヒーローです


〜感想〜

ヒロインのサリーの父親は犯罪者でFBIからマークされていた人物だったのだけど、その父親が殺されたことからクインランはその現場に居合わせた娘のサリーに話を聞こうとします。
行方をくらましたサリーを追ってクインランは彼女の叔母が住む町へとたどり着き、自分の正体を隠すためにその町で実際に起きた失踪事件を調査する私立探偵を装うことに。

ところが口実のはずだった失踪事件は、調べるうちに不気味な様相を帯びてきます。 町の住民たちの不審な態度や、崖の下に打ち上げられた身元不明の死体、そしてサリーが聞いたという女性の悲鳴 …… サリーを証人として確保するつもりだったクインランは、脅えるサリーを守りたいと思うようになっていきます。

実際に出会ったサリーはクインランが思っていたような女性ではなく、何かに怯えながらも気丈に振舞おうとしているけな気な女性で、クインランはそんなサリーにどんどん惹かれていってしまうのだけど、サリーが死んでいるはずの父親の姿を見たと言い始め……。

サリーは正気を失っているのか?
果たして信用できるのか?

そしてサリーもまたクインランが自分に何かを隠していることに気づき始めます。 惹かれあいながらもお互いを信用できなくなっていく二人。
そんな時サリーが襲われる事件が 

そうなると、クインランはもうサリーの身の安全しか考えられなくなってしまって……。
でも、間の悪い事にサリーはクインランの正体に気づいてしまいます。 騙されていたことを知ったサリーは激怒  サリーに責められながら、惚れた弱みですっかりタジタジになるクインランが可笑しかったです

ここからは、サリーはクインランから逃げ出して自分ひとりで敵に立ち向かおうとするのだけど、そんなことを許さないクインランは執拗にサリーを追い続けます。 この二人の追いかけっこも結構楽しかったです。本人達は真剣なんだろうけど、じゃれあってるようにしか思えないんですもの

とはいえ、微笑ましく思うばかりでもいられません。
サリーを付けねらう正体不明の敵も執拗に彼女を追い続け、とうとうサリーは捕まってしまいます。 

一体、敵の狙いは何なのか? 
クインランはサリーを助け出すことができるのか?
そして、町の住民たちの失踪事件への関わりは?

最後の最後まで気が抜けませんでした〜

| ロマンティックミステリ | 19:49 | comments(3) | trackbacks(0)|- pookmark
死角/キャサリン・コールター
JUGEMテーマ:読書


★★★☆(3.5/5)

あらすじ

数学教師連続殺人を捜査中のサビッチとシャーロックの元に、かつての同僚マイルズから息子が誘拐されたとの連絡が入る。同じころ遠く離れたテネシー州では、嵐の午後、非番の保安官ケイティがずぶ濡れで林道を走る小さな男の子を保護していた。報せを受けたマイルズは一路テネシーへ飛ぶが、安堵の息もつかのま、犯人のさらなる攻撃を知り驚愕する。いったいなぜ犯人は執拗に息子を狙うのか!? (紹介文より)

〜感想〜

『迷路』   『袋小路』   『土壇場』  に続く<FBIシリーズ> 第四弾ですラッキー

今回はサビッチのもとパートナー、マイルズが事件に巻き込まれます。
最愛の息子サムを誘拐されたマイルズは、テネシー州の保安官ケイティと幼い娘キーリーと関わりあっていく事に。

一度は助け出されたサムはマイルズが迎えにくるまで、保安官ケイティの家で保護されることになるのだけど、その夜、再度誘拐犯たちがサムを攫う為に家に忍び込んでくる。あまりの執拗さに異常なものを感じるケイティモゴモゴ

家に忍び込んできた男が立てた物音をいち早く聞いたキーリーは、機転をきかせてサムと一緒に身を隠す。それを知ったケイティは安堵し、二人の男に反撃する。
そこへ、サビッチとシャーロック、マイルズが到着。
犯人の1人は抵抗の末、死亡。

今度こそ、事件は決着したかに思えたんだけど……。

何度も誘拐されそうになるサムなのだけど、犯人は身代金を要求するでなく、かといってFBI時代にマイルズが逮捕した犯人たちの報復とも考えられず、おや?困惑するサビッチたち。誘拐を実行した犯人たちは死亡したものの、彼らにサムを攫うように命じた黒幕の存在が見え隠れする事で、父親のマイルズは不安に陥ります。

捜査を進めるケイティは、そんな父子を支える存在になっていく。

ケイティには幼い娘のキーリーがいるのだけど、彼女とサムがあっという間に仲良くなったことで、父親のマイルズとの距離も縮まっていきます。このケイティは保安官としても有能で頼りがいのある女性。優しくてタフなケイティに、マイルズはどんどん惹かれていくのだけど、それはケイティも同じことで、息子思いで優しくてタフなマイルズに好意を抱かずにはいられない。

そんな二人の恋愛抱擁も絡めながら、サムの誘拐事件と数学教師連続殺人の2つの事件を解決するべく、ケイティ、マイルズ、そしてお馴染みのサビッチ、シャーロックの4人が活躍しますラッキー

サムが狙われるのは何故なのか?
マイルズの亡き妻が隠していたあることが原因だったのだけど、そのことを突き止めるまでにサムは何度か狙われ、恐ろしい思いを味わったサムは一時的に自分の殻に閉じこもってしまう。そんなサムを癒すのがケイティの娘キーリー。
二人を引き離すのは酷だと判断した二人は、しばらく一緒に過ごすことになる。

今回はマイルズがサビッチのもと同僚っていうこともあって、お互いに気心の知れた同士の気安さが伝わってきます。とはいえ、サビッチが怪我をしたり、ケイティが銃撃たれたり、と危機一髪の場面もあって、犯人の正体を突き止めるまで結構ハラハラドキドキさせられました撃沈 
何よりも目的がわからないまま、執拗に狙われる、というのが恐ろしかった〜ひやひや 

次は 『旅路』 です。


| ロマンティックミステリ | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
土壇場/キャサリン・コールター
JUGEMテーマ:読書


★★★(3/5)

あらすじ

サンフランシスコの教会で司祭が殺された。被害者はサビッチの部下デーンの双子の兄。調べを進めるうち、直前に懺悔に訪れていた黒いコートの男が浮上する。鍵を握るのは唯一の目撃者ニック。ホームレスでありながら知性と美貌を秘めた彼女は、自分の身元を調べないことを条件に捜査への協力を承諾する。そんな矢先、事件がハリウッドのTVドラマを模した連続殺人であることが発覚する(紹介文より)

〜感想〜

『迷路』   『袋小路』  に続く第三段ですラッキー

今回はサビッチとシャーロックの出番は少なめで、サビッチの部下デーンが活躍します。

双子の兄とは仲がよかったことから、デーンは打ちのめされ、兄を殺した犯人を捕まえることを誓います。手がかりは現場に居合わせたホームレスの女性のニック。
彼女の協力を得て犯人を追っていくデーンなのだけど、ニック自身にも秘密があって……。どうやら彼女は以前は裕福な女性で、何か、あるいは誰かから逃れてきたらしい。

TV業界という特殊な世界の住人たちの奇抜さに戸惑いながらも、デーンはサビッチ、シャーロックの手を借りて捜査を進めていきます。ところが、ニックの存在が犯人に知られてしまい、彼女の身にも危険がり、さらには彼女自身の過去からも危険が忍び寄ってくる。デーンはニックの身を守らなければならなくなり……。

はたしてデーンはニックを守りきって犯人を捕らえる事ができるだろうか?

相変わらずのサビッチとシャーロックに、にんまり猫2 
部下思いの二人は何かとデーンの力になって助けてます。 
もちろん、あくまでも主役はデーンとニック。 

意地っ張りなニックは彼女を助けようとするデーンにもなかなか心を開かないのだけど、一緒に過ごすうちに段々とデーンを信頼するようになっていく。 
デーンの兄の殺人事件だけでなくニックの秘密も絡んできて、どっちがニックを狙っているのかはっきりしなくて混乱するのだけど、犯人が2人いることで、犯人の正体を突き止めるまで結構ドキドキしましたたらーっ

そうそう、面白いことに、”ゾディアック事件” のことがちらっと出てきます。 
映画  【ゾディアック】  を見たことがあったので、なんとなく身近に感じちゃいましたたらーっ

次は  『死角』  です。
| ロマンティックミステリ | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
袋小路/キャサリン・コールター
JUGEMテーマ:読書


★★★(3/5)

あらすじ

全米を恐怖に陥れた双子の連続殺人鬼“魔法使い”。FBI捜査官のサビッチは一人を射殺、一人を逮捕したものの、そこで見たある現象に悪寒を拭いきれずにいた。同じ頃、遠くカリフォルニアでは妹が重傷との報せが……自殺未遂を主張する周囲とは裏腹に、次々浮かびあがる疑惑。が、時を置かず双子の生き残りが逃走、二つの謎の挾間でサビッチは絶体絶命の危機を迎える(紹介文より)

〜感想〜

『迷路』  に続く<FBIシリーズ>第二弾ですイヒヒ

今回はサビッチの妹リリーがヒロインです。 
娘を交通事故で亡くしたリリーは、ある日直後自殺未遂を起こしてしまう。
幸い大事には至らず、時間とともに少しずつ立ち直ったかに見えたのだけど、またもや自殺未遂の知らせがサビッチに届きます。

かけつけたサビッチは、何かがおかしいことに気づき夫のテニスンを調べ始める。そして浮かび上がってきた事実は、彼の前妻もまた自殺していたというものだった。
さらにはリリーが相続した高名な画家である祖母の絵を手に入れるために結婚したということがわかってきて……。

妹思いで愛妻家のサビッチ。 
前作で結婚したシャーロックとの間に生まれた可愛い息子にも恵まれて幸せ一杯の彼だったのだけど、不可思議な現象を起こす連続殺人事件や、妹リリーが命を狙われるという二つの事件を同時進行で調べることになっていきます。

調査を進めるうちに謎の”グール”という怪物ニョロの存在まで絡んできて、事態は混迷の度を深めていく。一方リリーは何度も殺されそうになり、とうとうキレた(笑)彼女は自らも捜査に乗り出そうとする。さすがサビッチの妹イヒヒ 
リリーとサビッチの祖母の絵画は時価1千万ドル(!)はするという代物。
そのうちの数枚が贋作とすりかえられていたことを知ったリリーは、有能な美術商でサビッチの友人でもあるサイモンと協力して犯人を捕まえ、絵を取り戻そうとする。

サイモンとリリー。 

今回はこの二人のロマンス抱擁がメイン。 
サビッチとシャーロックは脇役ですが、かなり活躍するので、前作で二人のファンになった人も満足すると思いますわーい 
もちろん ”MAX” も活躍しますわーい

さあ、はたしてサビッチは連続殺人鬼の魔の手から逃れて犯人を捕まえることができるのか。そして、リリーとサイモンはリリーを殺そうとしている人間を突き止め、祖母の絵をとりもどすことができるのか。
二組のカップルのそれぞれの活躍が面白かったですラッキー

次は  『土壇場』  です。

| ロマンティックミステリ | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
迷路/キャサリン・コールター
JUGEMテーマ:読書


★★★★(4/5)

あらすじ

被害者はみな廃屋に組んだ迷路を歩かされ、舌を切り取られていた…… 七年前サンフランシシコを震撼させた猟奇連続殺人。かつてこの事件で姉を失ったレーシー・シャーロックはFBI捜査官になったいまも密かに犯人を追い続けていた。そんななかボストンで再び同様の事件が!シャーロックは敏腕捜査官サビッチの協力を得て犯人を追いつめるが、封印した過去を解き放ち、みずから迷路の入口に立とうとしているとは気づくはずもなかった……(紹介文より)

かわいい前置きかわいい

作者のキャサリン・コールターについて少し。
彼女は歴史もののロマンス − ヒストリカルロマンスで一躍注目浴びた作家さんです。ハーレクイン、MIRA文庫からも続々と作品が出ているので、ロマンス好きの方はこちらもどうぞ読んでみてください猫2


〜感想〜

”シャーロック”

この名前を聞いた人はほとんど全員が、”彼” を思い浮かべると思うのだけど、彼の子孫だとか、親戚だとか、そういう設定ではありません(笑) 

ヒロインのシャーロックは姉を連続殺人鬼 ”ストリングキラー ”に殺された過去を持っています。その過去のトラウマから逃れられない彼女は姉を殺した犯人を捕まえるためにFBI捜査官になることを選びます。そして、アカデミーの最終試験で試験官の一人だったディロン・サビッチに優秀さを買われ、シャーロックは彼が担当する犯罪分析課で捜査官として働くことになる。 

ディロン・サビッチ ― 彼はコンピューターを駆使してかつてない犯罪者割り出し方法を編み出した、伝説的な人物。

本当ならシャーロックはプロファイラーとしてFBIに勤めることを望んでいたのだけど、実際の業務のあまりの過酷さに挫折。諦めて、おとなしく銀行強盗を追うつもりだったシャーロックにとってサビッチからの誘いは思いがけないものでした。

これで、姉の事件を追う事ができると喜ぶシャーロック。ところが、このサビッチは切れ者で一筋縄ではいかない人物。彼にばれない様に姉の事件を追い続けるシャーロックはある日、姉を殺した連続殺人鬼が7年の歳月を経て、殺人を再開したことを突き止める。
シャーロックはサビッチに嘘をついて、こっそり事件を調べようとするのだけど……。

そんなシャーロックの行動はサビッチには最初から、お見通しひやひや

サビッチのパスワードをこっそり手に入れて極秘情報にアクセス、さらに嘘をついていたシャーロックに怒り心頭に達したサビッチだったのだけど、辞める覚悟をした彼女にサビッチは気持ちを汲んで事件の調査に同行するように伝えます。
そうして、新たな連続殺人を止めるため、姉を殺した犯人を捕まえるため、シャーロックとサビッチの二人は協力して捜査をすることに。

いわゆるプロファイラーものとはちょっと違ってて、ディロン・サビッチが独自に編み出したコンピュータープログラム”MAX”(マックス)によって、犯人を割り出していきます。この MAXは細部まで割り出してくれる優れもの。 でも、そこまで突き止めるためには、やっぱり人間が集めた情報がものをいいます。
データを入力するのはあくまでも捜査官たち。
そして、そのデータをもとに人間が気づかなかったことをMAXが突き止めてくれる、という仕組みです。

面白いのが、このMAX はなぜか、時々性転換ワッ!して マクシーネ になっちゃったりもします(笑) なんの意味があるかというと、意味はないらしいたらーっ

そんな優れもののMAXがありながらも、シャーロックの捜査はなかなかはかどりません。なぜかというと、ボスのディロン・サビッチは切れ者で頼りがいのあるナイスガイで、シャーロックとサビッチはお互いに惹かれあうようになるのだけど、それが面白くない元カノの同僚に嫌がらせされたり、あろうことか情報をリークされて捜査の足を引っ張られてしまうから。 

そのほかにもシャーロックに家に戻ってきてほしい父親の ”FBIを辞めなさい”攻撃ひやひやや、姉の夫だった義兄からの”結婚してくれ”攻撃ひやひや等々、事件以外のことで頭を悩まされる羽目になるシャーロック(気の毒…たらーっ

もちろん、シャーロックは捜査を優先するのだけど、彼女自身も命を狙われたり何度も襲われて怪我を負う事態に。そんな彼女に対して保護欲を刺激されたサビッチはますますシャーロックに惹かれていって……。

ロマンスラブラブを絡めながら、ハラハラドキドキのミステリが楽しめますラッキー

このサビッチとシャーロックはこれから先の作品にも、ちょくちょく登場します。<FBIシリーズ> ということで、この二人の周囲の人間が主役として変わっていくのだけど、名前だけとか、捜査に協力したりとかで顔を出し、その度に二人の近況がわかるのも楽しみの一つですわーい

次は  『袋小路』  へ。
サビッチの妹リリーが主役です。
| ロマンティックミステリ | 09:42 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark


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