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鈴木 英治
角川春樹事務所 ¥ 777 (2002-11)
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あらすじ
鈴野屋伊兵衛が、料理屋での懇親会の帰途、何者かにかどわかされた。
三年ほど前から富裕な商家の主のかどわかし事件が五件も起きていた。
南町奉行所同心の七十郎は、早速捜索を開始するが、事件は予想外の展開を見せ始める…。
一方、書院番の務めをはじめて一年がたつ勘兵衛も、いつしか事件に巻き込まれていたのだった。(紹介文より)
〜感想〜
『闇の剣<勘兵衛シリーズ1>』 に続く2作目です。
前作で、幼なじみで親友だった蔵之介と弟の弥九郎を亡くした勘兵衛でしたが、徒目付の飯沼飯沼鱗蔵の協力を得て、真犯人を突き止めることができました。
その後、蔵之介の妹美音と相思相愛だったこともあって、当主を失った久岡家に婿入り跡を継ぐことに。周囲の祝福を受け書院番としてのお城勤めもつつがなくこなし、幸せな毎日を過ごしていた勘兵衛だったのだけど、蔵之介のお墓参りの途中頭巾をかぶった二人の侍に命を狙われて……
幸いにもその場は退けることができたものの、勘兵衛には相手に心当たりがありません。心配する美音をなだめて、とりあえず兄の善右衛門と前回の事件で世話になった徒目付の飯沼には報告することに。 その後、帰宅途中に前を歩いている武士が正体不明の侍に斬り殺される場面に行きあってしまいます。勘兵衛が助けに入り、相手は逃げるのだけど、今度はその犯人に勘兵衛が命を狙われる羽目に
あっちからもこっちからも(笑)命を狙われることになってしまった勘兵衛は、再び徒目付の飯沼の協力のもと、真相を突き止めるために動き始めます。
飯沼も前回の勘兵衛の働きぶりに一目をおいていたことから、なにかと自分の関わっている事件にも手助けを頼んでくるようになっています。
どうやら、将来的には勘弁を徒目付として引っ張ろうという思惑があるようで……。
勘兵衛にしても書院番の仕事よりは、性にあってるらしくまんざらでもない様子 とはいえ、まずは自分の命を狙う相手の正体を突き止めなければ、話ははじまりません。 いつものねばり強さで手がかりを追っていく勘兵衛だったのだけど……。
同じ頃、町方同心で勘兵衛の友人でもある稲葉七十郎もまた拐かし事件を調べていました。 すると、事件には隠された真相があることがわかってきます。
さらには勘兵衛が追っている相手にも関わりがあるようで
前回の事件から1年たってから、なぜ勘兵衛が襲われるのか
一見、関係のなさそうな出来事が話が進んでいくにつれて繋がりを見せるようになる様子が面白かったです
今でも蔵之介のことを思って、悲しみを感じることがある勘兵衛ですが、美音と幸せに暮らしている様子は微笑ましかったです 今回のことで、ますます飯沼から買われた勘兵衛でしたが、この様子だと”徒目付勘兵衛” になるのもそう遠くないことのように思います
次は 『魔性の剣<勘兵衛シリーズ3>』 です。
って、私が言って、どうなるもんでも無いけど
この頃、やっと自分のスタンスがつかめてきて
自分の記憶の記録で、ブログ書いてるの
これが浄化していくみたい
。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。
ふふふふ♪
七十郎がお気に入りになっちゃったけど
勘兵衛の情にほだされる性格と
「事件は現場だっっっ」というギラギラismが
また男っぷりが上がるわ〜 💛💖💖
↑
私、妄想かよ💦