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血烙<刑事・鳴沢了А筺親仮譟―岼
堂場 瞬一
中央公論新社
¥ 900
(2007-02)
Amazonランキング: 150753位

JUGEMテーマ:読書
 
★★★★(4/5)

あらすじ

NY市警で研修中の鳴沢の元にもたらされた凶報―勇樹がバスジャックに巻き込まれた。
現場に駆けつけた鳴沢が見たのは射殺された犯人の遺体、そこに勇樹の姿はなかった。
見え隠れするチャイニーズマフィアの大物マシンガン・トミーの影。
勇樹の行方は。
NY、アトランタ、マイアミ―かすかな手がかりを追い、鳴沢が爆走する。(紹介文より)

〜感想〜

『讐雨<刑事・鳴沢了Α筺 に続く7作目です。

鳴沢の恋人の内藤優美は、息子の勇樹がニューヨークでTVドラマの子役に受かったことで、日本を離れてしばらくの間ニューヨークで暮らすことになっていたのだけど、優美自身も弁護士の勉強を再開したいと言い出して、いつ日本に帰ってくるのかわからない状況になっていました。

そんな状況に不満を感じながらも、今一つふんぎりがつかず、なんとも中途半端な関係が続いていたのだけど、やはり優美と勇樹に会いたいという気持ちを抑えきれず、ニューヨーク市警での1年間の研修をすることに

……こういうところは、思い切りがいいんですよね(笑)
優美たちには内緒にして驚かすつもりだったのだけど、やはり女の勘は侮れず(笑)、しっかり事前に優美は鳴沢の計画を察知して、ちゃんと歓迎の準備をして迎えてくれます。 そうして、以前と同じように優美と勇樹、鳴沢の3人で幸せな生活を送っていたのだけど、研修も残り数ヶ月というときに、勇樹が誘拐されてしまいます

しかも、犯人は優美の両親を事故に見せかけて殺したチャイニーズマフィアのトニー・チャン。 鳴沢の親友で優美の兄でもある七海が刑事になったのはトニーに復讐するためだったのだけど、そのことは優美には教えていませんでした。 
鳴沢はそんな七海の事情を知っているので、勇樹もまたトニーによって傷つけられるのでは、と恐怖に駆られます。
優美には、そういったことは告げずに鳴沢はニューヨークで組んだ相棒と、勇樹の行方を追うのだけど、残念ながら研修のために来ている鳴沢は、捜査からはずされてしまいます

でももちろん、それでおとなしく引っ込む鳴沢ではありません。
仲間の刑事たちの協力を得ながら、ひたすら勇樹の手がかりを追っていきます。 とにかく鳴沢にとって勇樹は息子同然の存在。

”なにがなんでも助け出す”
と、堅く決意した鳴沢の暴走を何者も止めることはできません
いつもと同じように(笑)、あちこちで人を怒らせたり怖がらせたりしながら、確実に勇樹の足取りを追っていきます。

でも、トニー・チャンはいったいなぜ勇樹を誘拐したのか? 
最初は自分に復讐しようと追い続ける七海に手を引かせるためなのか、と推測していたのだけど、勇樹の手がかりを追っていくうちにそうではないことがわかってきます。 
トニー・チャンの目的は、死にかけている孫を救うために、勇樹の骨髄を移植することでした。 ドナーとして登録するには、まだ年齢が足りないことから、強行手段にでたようなのだけど、鳴沢にしてみれば許しがたいことです。

ますます怒りに燃えて大暴走(笑)するものの……いくらトニー・チャンが憎くても、病気で死にかけている子供のことを思うと、複雑な気持ちに
そんなふうに、ちょっと苦悩しながらも最後まで諦めずに追い続けた鳴沢でしたが、幸いなことに苦労が報われて勇樹を取り戻すことができます。……ホッとしました
とにかく、鳴沢が追い続けている間はハラハラしっぱなしでした

トニー・チャンは、最後には身内の裏切りにあって死んでしまうのだけど、でも、今回の鳴沢の暴走ぶりはニューヨーク市警でも問題になってしまいます。
さらには優美からしばらく時間がほしい、と追い打ちが

……幸せだったニューヨークでの生活は、とんだ結末を迎えることになりました。
日本に戻った鳴沢はどんな立場に立たされるのか? 優美との関係はどうなるのか?

次の 『秘匿<刑事・鳴沢了─筺 に続きます。


| みすてり | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
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