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カルテット4<解放者(リベレイター)>/大沢 在昌
大沢 在昌
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,155
(2011-02-26)
Amazonランキング: 254699位

JUGEMテーマ:読書

★★★☆(3.5/5)

あらすじ

もつれる感情、裏切りの感覚―。
チームの信頼が揺らぐとき、最大の危機が訪れる。
千人もの若者を集めてゲリラ的に行われる野外DJイベント・解放区と、破壊工作を繰り返すリベレイターと呼ばれる一団。
ふたつの集団に接点を見出したクチナワは、解放区への潜入捜査を命じる。
ダンサーのケンに心奪われるカスミ、燃える嫉妬に苦しむタケル。
無関係と思われた情報の断片が集まるとき、巨大な敵が姿を現す。(紹介文より)

〜感想〜

『カルテット3<指揮官>』 に続く4作目です。
前作で、カスミの過去を打ち明けられたタケルとホウでしたが、同時にカスミの父親の藤堂がタケルの家族を殺した事件に関わりがあることがわかりました。

一度は3人の絆が壊れかけたものの、一人暴走したタケルを助けようとしたカスミとホウが危険な目にあったことを知って、タケルのこだわりは解けて藤堂のこととカスミのことは別だと割り切ることができました。 そうして、よりいっそう3人の絆は強く結ばれることになったのだけど、本作ではまたもや3人の間に罅を入れるような出来事が起こります。

というのも、原因はまたもやカスミ
タケルとホウは二人ともカスミに好意を抱いているのだけれど、カスミの目的を果たすためには ”チーム” 内での恋愛沙汰はトラブルのもと。 ホウはそういうことがわかるので、自分の気持ちを抑えるのだけど、タケルは良くも悪くも一直線なところがあるので、気持ちを抑えることができなくて……。

クチナワから、破壊行為を繰り返す<リベレイター>という集団の目的と正体を突き止めるため、潜入捜査をするよう指示が下るのだけど、その捜査の途中で知り合ったケンといいうダンサーにひと目で引かれたカスミは捜査のこともそっちのけでケンに身を任せてしまいます

おいおいおい……それって展開早すぎじゃ
と、ちょっと呆気にとられてしまいました。 
カスミって捜査中にタケルとホウに的確に指示を出す役割の指令塔だったはずなのに、そんなことでいいの なんだか、今までのカスミのイメージとは違ったような気がして、今一つ納得がいきませんでした

タケルとホウは、カスミのしたことにすぐ気づいて裏切られた気持ちになるのだけど、許せない、と怒るタケルをホウが宥めます。
ホウも裏切られた気持ちになりはするのだけど、同時にカスミがそんなふうにした理由にも気づいてしまいます。

どうやらタケルの気持ちに気づいたカスミが、チームとしての関係を崩さないように、敢えて、そんな行動をとったんだ、と察しをつけたホウはタケルにもその考えを伝えてとにかく怒りを静めるよう説得します。

ホウの話を聞いてタケルも一応は納得するものの、でも逆にチームとしての結束をめちゃくちゃにしたことも確か。 やはりカスミを簡単に許すことができず、もし、このままカスミが捜査を投げ出したならば、チームは解散だと心に決めて、タケルとホウはとりあえず捜査を続けることにします。

一方、自分のしたことがタケルとホウに対する裏切りだと自覚しているカスミは自己嫌悪に襲われて、自分をおいて去っていく二人の姿を見て見捨てられたのだと思いこんでしまいます。 ケンに引かれている気持ちに嘘はないものの、後悔したカスミは一人で捜査を続けることにするのだけど……。

今回は、カスミがいつになく優柔不断というか頼りないというか……いつものカッコよさが感じられませんでした。 とはいっても、カスミはまだ十代の少女でもあるので、いつもいつも強くいられないのも仕方ないですね……。

そんな状況なので、カスミ、タケルとホウ、と別行動で捜査を続けることになるのだけど、それが災いしてカスミが今までにないほどの危機に落ちる羽目に タケルとホウはカスミを助けだそうとするのだけど、そこへカスミの父親の藤堂からタケルの携帯に連絡が入ります。
隙を作るからカスミを助け出せ、と。

いったい、何故タケルの携帯を知っているのか?
 何故、自分たちの行動を知っているのか?
疑問はあるものの、まずはカスミを助け出すことが先決。 タケルとホウはカスミを助け出すために行動に移るのだけど、逃げる途中でカスミが撃たれてしまい……

ついに、カスミの父親の藤堂が動き出しました。
どうやらカスミの行動はすべて把握していたようで、今回の事件に乗じて藤堂はカスミをタケルたちのもとからまんまと連れ去ってしまいます。

撃たれてしまったカスミは果たして無事なのか
タケルとホウは再びカスミに会うことができるのか

次の 『カルテット5』 に続きます。
……早く発売されることを期待して


 

| あくしょん | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
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