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虎の瞳がきらめく夜/マージョリー・M・リュウ
マージョリー ・M ・リュウ
ヴィレッジブックス
¥ 903
(2009-05-20)
Amazonランキング: 81928位

JUGEMテーマ:読書

★★★★(4/5)


あらすじ

休暇で北京を訪れたアメリカ人女性デラは、骨董市で一人の老女から奇妙なからくり箱を買う。
貴石で彩られたその箱には、檻に捕らわれた美しい虎の姿が描かれていた。
だが箱を開けた瞬間、デラはわが目を疑うこととなる。
「俺に何を命じる?」―突如そう言って目の前に現れたのは、2メートルを超す逞しい体に古代の太刀を差した男。
彼はハリと名乗り、自分は二千年前に不死の呪いとともに箱に囚われた奴隷で、デラに召還されたのだと告げる。
にわかには信じがたくとも、デラはハリに不思議な絆を覚える。
なぜなら、彼女にも決して人には明かせない秘密の“力”があったから…。(紹介文より)


〜感想〜

ある日、謎の老婆からほとんど押し売りのようにされて、箱を買ったデラ。
その時から、デラは思いがけない事態に巻き込まれていきます。

箱を開けた途端、目の前に筋骨逞しい男性がデラの目の前に現れて、自分は奴隷でデラが主だと告げるのだけど…… あまりにも突然のことに夢をみているのではないか、と思うのだけど、ハリの説明を聞いてどうやら現実だということを納得せざるを得なくなってしまいます。

とはいえ、”奴隷” としてハリを扱えるはずもなく、対等の人間として接することを誓うデラ。 ところが、ハリにしてみれば今までそんなふうにいう主は一人としていなかったことから、デラをなかなか信じることができません。 そんなハリに辛抱強く接するデラだったのだけど、実はデラ自身にも秘密がありました。 それは、金属をとおして情報を得ることができたり、未来を予知したり……、という、いわゆる超能力を備えていること。

その能力はデラの一族には共通のもので、祖父母の時代からそういった能力を生かして 「ダーク&スティール」 という探偵社を営んでいます。 一族だけでなく、他にも同じような能力を持っている人をスカウトすることもあって、結構大規模な家業(?) だったりします

とはいえ、もちろんこの能力のことは世間には秘密のまま。 もし、このことが知られたらどこかの研究機関でモルモット扱いをされることも十分考えられることから、常時秘密がばれないように警戒して生きてきたデラは、人間扱いされず人を信じることができなくなっているハリに共感を覚えます。

そうして、少しずつデラを信じ心を開いていくハリだったのだけど、デラが命を狙われる事件が発生。その時咄嗟にデラを守ったハリは、思いがけずわき起こった 「デラを守りたい」 という強烈な感情に戸惑ってしまいます。 このままデラを信じていいのか? 今ひとつふんぎりがつかなかったハリだったのだけど、デラの命が狙われたことで自分にとって彼女がかけがえのない友人になっていることを自覚することに。

そうして、デラもまた自分に心を許したハリに惹かれていくようになるのだけど、ハリにかけられた妖術士の呪いが二人の間に立ちはだかってしまいます。 デラの命を狙う正体不明の敵と、ハリを狙う妖術士。 果たして二人はこの困難を乗り越えて結ばれることができるでしょうか?

このハリ、実は人間ではなく変身する ”シェイプシフター” と呼ばれる種族だったりします。 ひと口に ”シェイプシフター” といっても、種類は様々でハリは ”虎” に変身するのだけど、過去に妖術士によって変身するために必要なものを奪われ、妹を殺され、さらには奴隷として箱の中に閉じ込められる、という、なんとも気の毒な男性。

そんな目にあわされれば、素直に人を信じることができなくなるのも無理はないのだけど、そんなハリの凍てついた心を癒したのがデラ。 こういうシチュエーションって、かなり女心をくすぐられます(笑)
ハリ以外にも、「ダーク&スティール社」 の探偵たちも登場するんですが、この探偵たちがまたカッコイイ人たちばかり しかも全員超能力者というんですから、ワクワクします 
シリーズ化されてるということなので、続編が出ることを期待したいですね


| パラノーマル | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
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