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ジェフリー ディーヴァー
早川書房
¥ 987
(2003-01)
Amazonランキング:
102674位
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★★★★(4/5)あらすじ
急に開いた車のドアにぶつかり、ペラムは持っていたビールを落としてしまった。
壜は壊れ、ビールは排水溝に。
だがペラムの不幸はそれで終わりではなかった。
ビールを台無しにした男たちが、その直後に組織犯罪告発の重要証人を射殺したのだ。
ペラムは目撃者として、警察やFBIばかりか、殺し屋にも追われることになる。
じつは何も目撃していないのに…映画ロケーション・スカウト、ジョン・ペラムを襲う最大の危機。(紹介文より)
〜感想〜
実は何も目撃していないのに、ぺラムは警察とFBにI 「脅されて目撃してないと嘘をついている臆病者」 と決め付けられてしまいます。
いくら、見ていないと言ってもさっぱり信じてもらえず、仕事の邪魔をされたり、嫌がらせをされたり……しまいには、わざと犯人と目星をつけている相手ににぺラムの名前をもらして、ぺラムを追いつめようとしたり……。
万事がそんな調子で、本当ならそんなぺラムの苦労ぶりに笑えそうなものなんですが、あまりにも悪質な警察とFBIのやり方に逆に腹が立つやら、もどかしいやら
犯人たちがやったこともひどいのだけど、それいじょうに警察とFBIのほうが酷かったような気がするのって……どうなんでしょ
結局、警察とFBIのせいでぺラムは友人を殺されることに
ぺラムは自分で犯人と対決しようとするのだけど、事態は思いがけない方向へと進んでいきます。 どうやら、FBIが目をつけたのとは違う相手が犯人だということがわかってきて……。
最後のほうでのぺラムの反撃する様子にスカッとしました
結末についてはちょっと微妙〜な気持ちでしたが(笑)