スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -|- pookmark
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(1) 盗まれた雷撃/リック・リオーダン
リック リオーダン
ほるぷ出版
¥ 1,995
(2006-03)
Amazonランキング: 1519位

JUGEMテーマ:読書

★★★★(4/5)

あらすじ

アメリカの寄宿学校に通う12歳の少年パーシー・ジャクソンは、ある時突然、ギリシャ神話の神々の息子のひとりであると告げられる。
仲間のアナベスとグローバーとともに、旅に出ることになったパーシーに、予言の神が下した神託は4つ。

おまえは西へ行き、そむいた神と対面する。
おまえは盗まれたものを見つけ、持ち主に無事に届ける。
おまえはおまえを友と呼ぶ者に裏切られる。
おまえは結局、もっとも大切なものを守りそこねる。

さらわれた母親の運命と、まだ見ぬ父親への複雑な思いをかかえて旅するパーシーの冒険の結末は…。(紹介文より)

前置き

<ハリー・ポッターシリーズ> 以来、ファンタジーブームは未だに衰えていないようで、続々と面白い作品が出版されるのが嬉しいです
本作はギリシャ神話の神々と人間との間に生まれた ”ハーフ” と呼ばれる存在が主人公なんですが、これだけでも何だかワクワクさせられました

すでに、映画化も決まっているということなんですが、多分まだまだ先だろうな、と思っていたらなんと先日観に行った 【アバター】 の上映前に予告編が流れてました(笑)
映画では ”ハーフ” ではなく ”デミゴッド” と呼ばれているようですが、神々の力を引いているだけあって、現れる ”力” はなかなか見応えのある派手なものでした
映画のHPはコチラです → http://movies.foxjapan.com/percy/ 
ちなみに、こちらのHPでは 「デミゴッド診断」 というのがあって、やってみたら私は ”ポセイドン”タイプでした♪

本シリーズは全5巻で完結で、今月12月に最後の巻が発売されます。 終わるのは寂しいですが今度は映像で本シリーズを楽しむことができるのは嬉しいですね


〜感想〜

親元を離れて寄宿学校に通っている12歳の少年パーシー・ジャクソン。
彼が本シリーズの主人公なのだけど、何故か彼の行くところには必ずといっていいほどトラブルが続出。 その度に学校を追い出され、いくつもの学校を転々としています。

でも、必ずしもパーシー・ジャクソンが悪いわけではありません。
実は、パーシーには彼自身も知らない秘密が隠されていたのです。
それは、パーシーの父親がギリシャの神々の一人だということ。 今までのトラブルの数々はどうやらそのことが関係していたようで……。

パーシーがそのことを知るようになったのは、ある日学校の見学会で ”復讐の女神” に襲われた後。 何が何だかわからないパーシーが絶体絶命かと思えたとき、先生たちの中で唯一パーシーに優しくしてくれていたブラナー先生が助けに入ってくれます。
彼がパーシーに投げつけたのは ”ペン” だったのだけど、このペンがパーシーが受け取るとたちまち ”剣” に変わり……。

なんとか、”復讐の女神” を退けたパーシーだったのだけど、ふと気づくと周囲に何事も変わりはなく、さらには復讐の女神が化けていた先生の記憶すらも周囲の人間からは消されていました。
自分は夢を見ていたのか? あの出来事は現実だったのか?
悩むパーシーだったのだけど、その後事態は急変。

学校を追い出されてしまったパーシーは母親の元へと戻るのだけど、母親と二人で旅行に出たときに今度は ”ミノタウロス” に襲われて……。
そこへ現れたのは、学校でパーシーの唯一の友達だったグローバー。
ただ、現れたグローバーは人間の姿ではなくヤギの足をしていて
次から次へと現実とは思えない出来事に出くわすパーシーだったのだけど、意外なことに母親はパーシーの父親が”神”だということを知っていて、父親からパーシーを”ある場所” へ入れるように忠告されていた、と打ち明けます。
そうして、パーシーを守るにはその場所へ行くしかない、と母親は決心しグローバーも加えてパーシーを連れてむかうのだけど……。

あと、少しというところでミノタウロスに追いつかれグローバーとパーシーの奮闘も空しく、母親がミノタウロスによって消されてしまいます。 その光景を見たパーシーは怒りに駆られ、今まで眠っていた力が目覚めたことを感じます。
そうして、その力でミノタウロスを倒すことができたのだけど、すでに力尽きたパーシーはそのまま気を失ってしまい……。

目覚めたパーシーは”ある場所” に辿り着いたことを知ります。
そこは神と人間の間に生まれた ”ハーフ” が集まる場所。
力が目覚める年齢になった彼らが生きていけるように訓練する ”訓練所” と呼ばれる施設だったのです。

”ハーフ” はある一定の年齢になると力が目覚め始め、そうなると人間界にいる”怪物”たちが襲い掛かってくるようになってしまいます。 そうして命を落とすハーフもいたようで…… そんな事態からハーフを守るためにできたのが ”訓練所” 
パーシーは最初のほうでは半信半疑だったものの、信じざるを得ないものを目にしたことから状況を受け入れるように。

……親友のグローバーが ”サテュロス” だったり、ブラナー先生が ”ケンタウロス” しかも伝説の賢者ケイロン なんだもの。 信じるしかないですよね

そうして、パーシーは訓練所でハーフとして生きていくための知識を学んで行く事になります。
ただ、パーシーの父親が神々のうちの誰なのか? は不明のまま。
主な神々は12神で、訓練所には12のコテージがあります。
親の神が確定したら、それぞれのコテージに移り住むことになるのだけど、それまではとりあえずヘルメス(商人、旅人、盗人の神。神々の使者)のコテージで暮らすことになります。
そこで、パーシーはヘルメスの息子ルークと友達になるのだけど……。

実はこのルークにはある魂胆があったのだけど、パーシーにわかるはずもなく……。 彼を信頼するようになるのだけど、後でそのことがパーシーを危機にに陥れることになります。

とはいえ、それはまだ先の話。
もう一人、アテナを母親に持つハーフの少女アナベスがパーシーの友達になります。
彼女は気が強くて、パーシーが知らない ”何か” が理由でパーシーに興味を持ったようなのだけど……。

とにかく、何もかもが初めてのことで、パーシーは戸惑うばかり。
しかも、パーシーのことをパーシー自身以上に知っているように振舞う人ばかり
そうこうするうちに、とうとうパーシーの父親がわかる時がやってきます。

なんとパーシーの父親は海神のポセイドン
ギリシアの主な12神のうちでも、 「ゼウス」 「ポセイドン」 「ハデス」 は別格の存在で、訓練所では畏怖の念とともに ”ビッグ・スリー” と呼ばれています。

ただ、この3人の神の子供が受け継ぐ力はかなり強力なものになるということで、ある年から3人の神々は子供を作らないという誓いをお互いに交わしました。
ところが、実際にはパーシーがいて、パーシーの前には ”タレイア” というゼウスの娘が。 このタレイアは残念ながら、訓練所にたどり着けず今ではゼウスの力によって 木 の姿になっているのだけど、3人の神のうち2人までが誓いを破っていたことがわかり……。
この事実は、後々神々の運命すらも左右する事態へと発展していくことになります。

その中心人物は、案の定パーシー・ジャクソン 
どうやら、かつて予言された内容が鍵を握るようなのだけど、パーシー本人には秘密にされたまま。
ポセイドンの力を受け継いだパーシーは水を自由に操ることができたり、その他にも色々とできるようではあるけれど、今はまだ力が目覚めたばかり。 
なので、訓練所で自分にどんなことができるのかを学んで行くことになる……はずだったのだけど、またもや問題が発生

パーシーには身に覚えがない窃盗容疑()がかけられて……。
しかも盗んだ物はよりにもよって ゼウスの ”雷撃” 
ゼウス自身がパーシーが犯人だと確信しているだけに生きた心地がしません  
どうやら、”復讐の女神” がパーシーに襲い掛かってきたのは、このことが原因だということがわかります。 さらには、ゼウスはポセイドンがパーシーに盗ませたと思い込んでいて、このままほうっておけば神同士の争いにまで発展してしまいます。
そうなれば、人間たちにもどんな怖ろしい影響を及ぼすことか

そんな事態を防ぐためにパーシーは友人のグローバー、アナベスと共に盗まれたゼウスの雷撃を見つけ出す”冒険の旅”へ出ることになります。
でも、出発前に受けた神託はパーシーの失敗を暗示するような内容で……
とにかく、最初からパーシーには困難が山積み

パーシーの印象はというと、落ち着きのない問題ばかり起こす悪ガキ、という感じなんだけど、実際は傷つきやすく、母親思いの優しい少年。 どうも誤解されやすいタイプのようで、ちょっと気の毒でした。

なにはともあれ、冒険の旅に出たパーシーは旅の途中で自分が罠に嵌められたことに気づきます。自分を利用してゼウスとポセイドンを仲違いさせようと企む何者かの存在に気づいたパーシーは、”ビッグ・スリー” の一人 ハデス が黒幕では? と見当をつけるのだけど、散々苦労してハデスの元に辿り着いた途端、またもや泥棒呼ばわりされて……
ハデスの武器もパーシーが盗んだと思われていることを知らされます(やれやれ

パーシーはゼウスとハデスの二人の神を敵に回すことになってしまうのだけど……。

……頑張れ、パーシー(笑)
こんな調子で苦労続きのパーシーですが、最後まで諦めずに正しいことをしようとした姿に感動しました。 特に母親思いのところが母性本能くすぐります(笑)

でも、苦労の末なんとか事態を収めてホッとしたのも束の間、先にちらっと触れたルークの裏切りが最後に待っていました。
どうやらルークはパーシーにとって手強い敵になりそうな気配

ということで、パーシーの冒険はまだ始まったばかり。
次は、どんな冒険が待ち受けているのか?
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2) 魔海の冒険』 へと続きます



| ファンタジー | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0)|- pookmark
スポンサーサイト
| - | 22:47 | - | -|- pookmark



http://riranodokusyo.jugem.jp/trackback/640


↑このページの先頭へ
RECOMMEND
氷の戦士と美しき狼 (扶桑社ロマンス)(ナリーニ・シン) / 冷たい瞳が燃えるとき (扶桑社ロマンス)(文庫) (扶桑社ロマンス シ 27-2 〈サイ=チェンジング〉シリーズ)(ナリーニ・シン) / 黒き狩人と夜空の瞳 (扶桑社ロマンス)(ナリーニ・シン) / 青の瞳をもつ天使 (イソラ文庫)(ナリーニ シン,Nalini Singh) / びんぼう神様さま(高草 洋子) / シルバータン―ストーンハート〈3〉 (THE STONE HEART TRILOGY 3)(チャーリー フレッチャー) / アイアンハンド―ストーンハート〈2〉 (THE STONE HEART TRILOGY 2)(チャーリー フレッチャー) / ストーンハート (THE STONE HEART TRILOGY 1)(チャーリー・フレッチャー) / トワイライト〈13〉 永遠に抱かれて(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈12〉 不滅の子(ステファニー メイヤー) / トワイライト11 夜明けの守護神 (トワイライト 11)(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈10〉 ヴァンパイアの花嫁(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈9〉 黄昏は魔物の時間(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈8〉 冷たいキスをあたしに(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈7〉 赤い刻印(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈6〉 嘆きの堕天使(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈5〉 狼の月(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈4〉 牙は甘くささやく(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈3〉 闇の吸血鬼一族(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈2〉 血は哀しみの味(ステファニー メイヤー) / トワイライト〈1〉 愛した人はヴァンパイア(ステファニー メイヤー) / () / スリーピング・ドール(ジェフリー ディーヴァー) / キャサリン・ダンスシリーズ ウォッチメイカー(ジェフリー ディーヴァー) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第七弾♪ 12番目のカード(ジェフリー ディーヴァー) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第六弾♪ 魔術師 (イリュージョニスト)(ジェフリー・ディーヴァー, 池田 真紀子) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第五弾♪ 石の猿(ジェフリー・ディーヴァー) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第四弾♪ エンプティー・チェア(ジェフリー ディーヴァー) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第三弾♪ コフィン・ダンサー(ジェフリー ディーヴァー, Jeffery Deaver, 池田 真紀子) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第二弾♪ ボーン・コレクター(ジェフリー ディーヴァー, Jeffery Deaver, 池田 真紀子) / リンカーン・ライムシリーズ<br />
第一弾♪ みぃつけた(畠中 恵) / いっちばん(畠中 恵) / ちんぷんかん(畠中 恵) / うそうそ(畠中 恵) / おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)(畠中 恵) / ねこのばば(畠中 恵) / ぬしさまへ(畠中 恵) / しゃばけ (新潮文庫)(畠中 恵) / 風神秘抄(荻原 規子) / 薄紅天女(荻原 規子) / 白鳥異伝(荻原 規子) / 空色勾玉(荻原 規子) / () / シャドウ・ファイル/狩る (ハヤカワ文庫NV)(ケイ フーパー) / シャドウ・ファイル/潜む (ハヤカワ文庫NV)(ケイ フーパー) / シャドウ・ファイル 覗く (ハヤカワ文庫NV)(ケイ フーパー) / ファントム〈上〉(スーザン ケイ, Susan kay, 北条 元子) / ファントム〈下〉 (扶桑社ミステリー)(スーザン ケイ) / 素材満載 ブログで作る かんたんホームページ [CD-ROM付き](浅岡 省一) /