2023.08.15 Tuesday
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汀 こるもの
講談社 ¥ 864 (2010-11-03)
Amazonランキング:
420897位
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★★★☆(3.5/5)
あらすじ
「完全犯罪テクで悪人を始末せよ」裏活動に精を出す醍葉学園“推理小説研究部(通称・完全犯罪研究部)”が学校爆破事件で廃部に。
平和が訪れると思いきや、懲りない部員たちは密かに裏活動再開!イジメ、オカルト、猫殺し、父親殺害計画…続発する事件を解決するべく最恐女子高生・杉野更紗たちがアブナイ正義で大暴走!元顧問・由利千早にもありえない災いが。(紹介文より)
〜感想〜
前作 『完全犯罪研究部』 に続く2作目です。
前回、爆発騒ぎまで起こしてしまい、廃部に追い込まれてしまった“完全犯罪研究部”の部員たち。
でも、懲りずに裏で勝手に活動を再開するのだけど、前回の事件でそれぞれ何かがふっきれてしまったのか、その活動は 「ちょっと待てーッ!!」と言いたくなるようなアブナイものばかりで……。
由利先生は退職に追い込まれ、顧問は彼女の不倫相手でもある藤田に引き継がれたものの、部員たちの行動が変わるわけもなく、今回もとんでもない事態へと発展していくことに
実は一番アブナイ杉野は、どうやら古賀が気に入っているようで、何かと彼をそそのかして人を殺させようと裏で画策()
そんな2人に振り回される他の部員たちと元顧問の由利。
未だにやはり古賀のことを気に掛けている由利は、そんな古賀を止めようと奔走するのだけど……。
相変わらず、部員たちがとるハチャメチャな行動にあきれるやら驚くやらでしたが、でもやっぱりそんなとんでもなさが面白くて……
今回は古賀が色んな意味でふっきれてしまって、部員たちすらも恐怖する(笑)行動をとっているのだけど、それでも身体を張って止めた由利の姿がカッコよかったです。
それにしても、この部員たちっていったいどこまで行くんでしょうね
¨彼らの行く末が心配です